実習体験者インタビュー
私たちが
東京しごと塾で
学んだこと
職務実習を終了して、現在正社員として活躍される5名の方々。
数々の経験を重ねた日々を振り返り、その思いを本音で語っていただきました。
参加者プロフィール
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Bさん(約2か月で就職先決定) 海外ボランティアの一員として振興に貢献するなど、ひたすら武道に励んでいたが、就業経験はなし。その後一念発起して、主に海外製遊具を扱う会社に就職。
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Cさん(約3か月で就職先決定) 大卒後は塾や小学校の非常勤講師など非正規で教育業界で働いていた。その経験を生かして現在は放課後等デイサービスの指導員として正社員就業。
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Dさん(約2か月で就職先決定) ホテルや飲食業などの仕事を経て、東京都の職業訓練で貿易実務を学ぶ。現在は、初めての正社員となる国際物流会社の営業職として勤務。
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Eさん(約4か月で就職先決定) 大卒後1年間正社員で、その後は広告会社やメーカーなどで非正規やアルバイトとして働き、現在は地元の物流会社で事務職に就く。
ビジネス基礎研修 就職に向けて自身の課題を整理する期間
初日の「オリエンテーション」でもお聞きしましたが、みなさんは、しごと塾で何を学びたいと思って参加しましたか?
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Bさん 心の叫びとして、助けて!!という心境でした。誰に頼っていいのか本当に見当もつかず、藁にもすがる気持ちで参加したのが正直な気持ちですね。
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Cさん ハローワークに足を運んでも、情報の集め方すらわからず途方に暮れていました。そこに貼ってあったポスターでしごと塾の存在を知り、現状打破と新たな発見を求めて参加しました。
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Dさん 前から続けていた就活が滞り、職務経歴の書き方など基本から教わりたかったのがきっかけです。ちょっと面白そうだなと軽く思ったのも事実で、正社員として働く自分をその頃はまったく想像していませんでした。
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Eさん 正社員へのハードルは高いと思っていましたが、もしかすると基本的な知識を吸収して道が開けるのでは?という期待感から参加しました。そして仮にうまくいかなくても、ここで学ぶ経験は将来絶対に役に立つと前向きに考えていました。
やりたいことへ向けて、まず自分ができることを見つけていく「キャリアデザイン」で、印象的だったことはありますか?
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Bさん 偶然の出会いを大切に、自分から勇気を持って行動を起こそう! 考え込んでしまっては出口が見えなくなるので、視線を変えてバランスのいい考え方を持とう!という学びでした。
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Eさん 研修中、自分がやりたい仕事を優先し過ぎていたことを再確認しました。目指すは正社員。決して好きではなくても自分ができる仕事に目を向けると、選択肢が広がってゴールへの道も広がります。
自分を自己分析して強みを探す「棚卸し」は、どのように進め、どんな気づきを得ましたか?
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Cさん まず自分の経歴を書き出して、腰を据えて自分のスキルを探し出しました。私はいろいろな職種にチャレンジしていたので、そのたびに順次棚卸しをして応募書類の内容を相手先に合わせていきました。時間はかかりましたが、結果的に自分の方向性が決まり、今の仕事に結びついて満足しています。
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Dさん 棚卸しは苦手で、私はとにかく自己評価が低くマイナス要素しか出てきませんでした。でもそれでは前に進まないので、「私のいい所はどこ?」と人にひたすら聞いて回りました。自分の強みは、意外と自分では気づかないところにあるものですね。
ワークに取り組む際、チームでどのように目標を設定し、どう活かされましたか?
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Cさん 目標設定については、具体性を持たせるようアドバイスを受けました。いつまで、どこまでといった、明確な数字や事実をセットする習慣は、現在の仕事で指導目標をつくる時にも役立っています。
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Eさん 最初は、内容が当たり前すぎてびっくりしました。しかし敢えて文字にして目標を貼り出すと、不思議なことにそれをきちんと実行しているか確認する自分がいました。普段は流してしまいそうな簡単なことも、視覚化すると見方が変わりますよね。また言われたことではなく、自分たちで決めることに意味があったと思います。
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